過去の会長挨拶

就任のご挨拶 2022-2023年度会長 藤谷 礼子

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 京都伏見ロータリークラブ会員の皆様、本日まさに創立50周年の幕が開き、刻々と時計の針が動き出しました。京都伏見ロータリークラブ第50代会長として就任のご挨拶をさせていただきます。

 我が京都伏見ロータリークラブは1973年4月20日、京都南ロータリークラブを親クラブとして創立会員22名により京都市内7番目のクラブとして誕生しました。

 以来50年間の長きに亘り、ロータリー活動に邁進してこられましたチャーターメンバーの会員様はじめ、先輩諸兄には敬意を表し、ご指導いただけることの喜びに心から感謝の意を表します。

 初代会長松本治平様以来今日まで、京都伏見ロータリークラブは会員皆様の努力のお陰で時代の情勢やニーズに合わせた地域の奉仕活動を実践し、青少年の育成に努め、親睦に力を注ぎ、さらには国際奉仕にも全力で取り組むなど着実に歩み続けて参りました。

 しかし、この3年間は新型コロナウィルス感染症の影響で浅野会長年度から渡邊会長年度そして竹中会長年度まで、準備してきた奉仕活動も中止を余儀なくされ、各年度随分ご苦労されてこられましたが、リーダーシップを発揮され素晴らしいロータリー活動の足跡を残されたことは、今後どのような情勢になろうともロータリーは必要不可欠な団体であると確信いたしました。

 2022-23年度、初の女性RI会長ジェニファージョーンズ氏はRI会長の役割をどう定義するかと質問され、「変える」という前提で会長職に就任するわけではなく、今日の文化の情勢の中で意味を持つ団体としてどうすればいいか、という観点で会長職に臨んでいると答えられました。私も同様の考えを持っています。

 京都伏見ロータリークラブ初の女性会長であり、記念すべき50周年の会長に拝命されたことへの責任をどうすれば果たせるのか。常に会員の皆さまに目を配り、居心地の良い円滑なクラブ運営を目指して精一杯努力していく所存でございます。

 そこで、今年度はコロナ対策に配慮しながらもコロナ禍で希薄になった例会への出席と親睦に重点を置き、記念すべき50周年の1年間を思い切り楽しみながらも少し無理をして各事業に参加することで、共に活動できる喜びを分かち合えるような1年にしたいと思っています。

 末筆になりましたが、杭迫名誉委員、三上実行委員長を中心にご尽力賜っております50周年記念実行委員会が「伝統文化と芸術」をテーマとして記憶に残る50周年記念事業を実施いたします。

また、2023年4月30日には盛大かつ厳かに50周年記念式典および祝賀会を執り行います。どうか会員の皆様の念いを結集して、悔いのないよう全力で取り組み、感動のフィナーレで幕が引けますように何卒よろしくお願い申し上げます。

 京都伏見ロータリークラブの歴史と伝統を築いてこられました先人の皆様と、共に50周年を迎える現会員の皆様に感謝申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

京都伏見ロータリークラブ 第50代会長 藤谷 礼子


就任のご挨拶 2021-2022年度会長 竹中 徹男

スローガン 「日々新又日新」~ニーズに合わせた活動を~

竹中会長

 京都伏見ロータリークラブ第49代会長の就任にあたり、ご挨拶をさせて頂きます。

 まず、昨年一月から猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた皆様のご冥福と、ご遺族にお悔やみを申し上げるとともに、感染された皆様の早期回復をお祈り申し上げます。

また、医療従事者の皆様、その他ソーシャルワーカーと呼ばれる私たちの生活を存続するために、日夜コロナ禍で奮闘されている皆様に敬意を表したいと思います。

漸くワクチン接種も始まり、少し明るい兆しは見えて参りましたが、日常を取り戻すには、もうしばらく掛そうです。

一年遅れの東京オリンピック2020ももうすぐ開催されますが、京都の人々が静かな祇園祭を迎えるのと同じように、この「夏の祭典」を見守ることとなりそうです。明けない夜はありません。1日も早く、全世界の皆様が平穏に暮らせる事を祈念しております。

 さて、2021-22年度RI会長のシェカール・メータ氏は、ロータリアンの奉仕の目的は、人々の人生を豊かにしたいという願いで有るとの考えから、今年度テーマを「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために(Serve to Change Lives)」とされました。

 また、RI第2650地区ガバナーの馬場益弘氏はロータリーの本質に目を向け、職業奉仕を通じて自分自身だけでなく、周りの人々を守る利他的な考え方や高い道徳心を持つこと、そして人々の幸福に貢献することこそロータリーの基本であるとのお考えから地区スローガンを「活力と輝き」~ロータリーの基本を大切に~とされました。

 これらのテーマとスローガンを受け、今年度京都伏見ロータリークラブ方針を「日々新又日新」~ニーズに合わせた活動を~とさせて頂きました。私は「日々新又日新」の意味を「何事にも、毎日新鮮な気持ちと心を持って取り組むことで、新たな発見や喜びが生まれる」と捉え、それだからこそ、刻々と変わり続けるニーズを掘り起こし、京都伏見ロータリークラブの歴史と伝統を大切にしながら、様々な新事業にも取り組みたいと考えています。新たな事業に取り組むには、大きな情熱と労力が必要ですが、それがひとたび成功したならば、そこには大きな成果と喜びが待ち受けています。その喜びを皆様と分かち合えるよう、ご協力をお願いいたします。

 また、「会員増強」もクラブの最重要課題の一つだと思っています。新会員を迎える事により、クラブはより活性化する事でしょう。特に「多様性」を重視し、性別や職業に囚われない「会員増強」にもご協力をお願い致します。

 次年度、京都伏見ロータリークラブは創立50周年を迎えます。その大きな節目を前に、49代だから実践出来る事を行って参りますのでご協力をお願いいたします。

 尚、新型コロナウイルスの影響は予測不可能です。最も大切なのは、会員の皆様とご家族の安全、健康です。其れ故、ロータリー活動の変更につきましても随時ご報告をさせて頂きますのでご理解宜しくお願い申し上げます。

京都伏見ロータリークラブ 第49代会長 竹中徹男