会長挨拶

就任のご挨拶 2023-2024年度会長 西村 隆治

京都伏見ロータリークラブ 第51代会長

この度、京都伏見ロータリークラブ第51代会長を拝命することになりました。何分にも力不足ではありますが、誠心誠意努めさせていただきます。皆様方のご指導ご協力賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

2023~2024年度 国際ロータリー会長 ゴードン・R・マッキナリー氏は次年度テーマとして世界に希望を生み出そう を掲げられました。

継続とは、以前のリーダー達を前進させることを意味します。詩人マヤ・アンジェローは「続けましょう/自分らしくあるために/思いやりある行いで/不親切な世界をあっと言わせるために」非常に意味深い表現。

多様性(ダイバーシティ)、公平性(エクイティ)、包括性(インクルージョン)、企業理念や教育理念などにDE&Iを取り入れて公平な機会のもと、多様な人材が互いに尊重しあい、力を発揮できる環境を実現することが求められています。地域社会で持続可能な変化に必要な知識と勇気をロータリー会員に与えるべきです。

平和の推進

マッキナリー会長は、世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、重点的に取り組むことだと述べ、過去1年間、ロシア軍による侵攻を受けたウクライナの人々を支援するためにロータリー会員が行動してきたことに言及しました。

ロータリーが人道支援に力を入れたことでの、ロータリー会員数は増えています。世界の多くの地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎは無いと指摘しました。「平和とは、希望が根づくための土壌です」と。

メンタルヘルスへの取り組み

多くの人が家族を失い、社会的つながりを断たれ、若い人達の教育や育成が妨げられています。ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられることだと。

国際ロータリー第2650地区次年度ガバナー中野博美氏は、地区スローガン 「個性・基本・求心力」を掲げられておられます。地区運営方針を「人間性の尊重」HUMANITY 「健康」HEALTH「飢餓追放」HUNGERとされました。

京都伏見ロータリークラブ2023~2024年度方針を、「融和・結束・実現への挑戦」と致します。

世界は全てにおいて急速に変化し、従前の価値観では測定し難い状況を発出させています。各国の利を求めるこだわりが協調を死文化させ、本来、多種多様な人々と分け隔てなく心を通わせる「人間力」が求められている状況の中においては残念な情景です。

しかし目を背けてはなりません。心と心を繋ぐ努力こそが求められています。社会の動向を冷静かつ広範囲に判断すべきです。クラブの自主性の尊厳こそがロータリー精神の神髄です。

常に「四つテスト」にて、言行はこれに照らし、持続可能な良い変化を生むため、人々が手を取り合って行動する世界を目指して行きます。課題の実現に向けて。

京都伏見ロータリークラブ 第51代会長 西村 隆治